ビジョン/ミッション/バリューの構築と浸透の支援

ビジョン/ミッション/バリューの構築と浸透について

なるべく多くの従業員を巻き込みながらVMV(ビジョン/ミッション/バリュー)を構築する組織開発の手法を活用します。従業員が「自分の声がきちんと反映されている」と感じることが浸透への第一歩です。VMVを組織内外に発信・浸透させることで、中長期に渡って経営の方向性の一貫性を保ち、 自社の存在意義に対する社内外のステークホルダーの共感・共鳴を得ていくことを目指します。

VMVとは

ビジョン:VISION

組織が実現したいと願う最高の将来のイメージを描くことであり、実現可能なことを心が揺さぶられるような形で描写することが重要です。

ミッション:MISSION

組織の中核となる目的の事であり、人々はそのために組織化されます。明確、簡潔で、人々を奮起させるような記述であって、一つの明確な方向を指し示したものです。

バリュー:VALUE

組織における人々がもつ原則、標準、あるいはその行動であり、人々が本質的な価値を見出し、最も重要であると考えるものです。

VMV構築のポイント

1.大規模な組織変革のプロセス

VMVを明確にすることは、既存の業務とプロセス、戦略や計画等、基本的な前提に疑問を投げかけることであり、人々に多くの裁量を持たせ、結果に責任を持たせることでもあります。

2.従業員の参画が必須

少数のグループがVMVを構築し、それを社内に展開するような方法が取られることがあります。しかし、人々は他者が作り出したものに責任を感じることはありません。浸透にも苦労することになります。

構築プロセスを進めるVMVチームは、組織の全レベルから構成し、かつ重要なステークホルダーのグループを代表した者にすることが重要です。構築プロセスへの関わりはメンバーの職務の一つとして明記し、評価の一部とすることでチームは機能します。

経営陣は、VMVチームの活動を社内報、各種会合、その他の方法で組織全体に伝え、フィードバックを得ることにより、全ての人々がプロセスに貢献したという感じを持たせることが重要です。

2.感情的な行為

VMV構築プロセスは、人々に希望と意欲を与え、同時に恐れや心配も想起します。時には対立を呼び起こします。

心理的安全性を確保し、感情を適切に対処しなが進めることで、「積極的な取り組み」や「責任をもった参加」が実現します。

構築のステップ:3ヶ月~6ヶ月

 

 

浸透のステップ:3ヶ月~6ヶ月

新たに構築したVMVを自分事化して浸透させるために、各部署の各業務にVMVを落とし込むことが重要です。ワークショップ形式で各部署に落とし込んだ行動基準を作成し、ファシリテーターと共に実践、振り返りのサイクルを3~6ヶ月程度回していきます。

「振り返り・課題解決セッション」の回数と期間、実施フェーズは、貴社の事情を踏まえながら相談して決定します。

 

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